日銀の発表が終了しました。
昼の発表で50pip程度円高に動き、午後の会見は無風で終わりました。
今回なぜこの発表が注目されていたのかというと、世界経済は鈍化しており、どの国も利下げをしてきました。
本日早朝3時のアメリカも予定通り利下げ。
利下げをしていないのは日本だけです。
日本も輸出、輸入をしてなんとか経済が成り立っているわけで、他の国が利下げをするのなら、日本もそれに合わせていかないと、経済の差が出てしまうわけです。今日本経済が絶好調というのなら別ですが、そうでないのなら同調するべきだというのが一般的な考え方でした。
また数日前に日銀側がそれに近い事をにおわしており、今回は何かしらの緩和策の発表が控えているのではないかというのが市場参加者の思惑でした。
しかしながら昼の発表の際に、目だった緩和策の発表が行われなかった為売られ、午後の会見はおそらくこのまま無風で終了となります。
自分はFOMCの結果次第ですが、万一市場参加者が円安に動かし、また日銀がびっくりするぐらいの緩和策をした場合、ある程度円安に向かうと心配だったのですが、とりあえず取り越し苦労に終わりました。
しかし個人的な感想をいうと、日本は本当に動かないですね。
今の政権で動かないのだから、今後はどうなるのか?とちょっと心配になります。
さて今後のFXですが、本日スイスの政策金利の発表(16時30分)、その後イギリスの政策金利の発表(20時)を控えています。
また明日はQEだったかがあったと思います。
大きな経済指標の発表に関しては、その結果が分かる、またはこうなるだろうと考えられる時は事前に持っていても良いのですが、そうでない場合、または予想もつかないときは、先週のECB(ユーロ)のようになる可能性もある為、個人的には控える、または発表後にポジションを取る等の対応をしています。
ということで、今FXをしていますが、比較的控えめにやっているところです。
昨日は日銀で動くかもしれないと警告しましたが、結果はたいした動きにはならなかったのでは無いかという結果になりました。お騒がせしました。
それと本日のニュースで、トランプがイランに対し、何かしらの報復を公表する予定だと流れました。18日付けのニュースで、48時間以内に発表となっているので、その公表の際は、それを材料視され、どっちかに動くかもしれないので、その点は頭に入れておいた方が良いかもしれません。
まだイベントが控えていますし、中東問題もありますし、昨日のFOMCの結果に対し、トランプはまたFOMCは仕事をしない。何故自分の言う事を聞いて利下げをしなかったのか?とコメントしています。今までどうり腹を立てているようですが、相場はそれに反応しませんでした。
今は上記のような感じで、不確定的な要素が多く、とてもではないけど自信を持って方向性を示せるような状況にはありません。
その点を頭に入れたうえで取引をしていった方が良いと思います。