こんにちは。
確定申告シーズンに入りました。
自分は毎年確定申告をしています。
確定申告の中心はFXとなります。
そんな自分が、国内FXで損をした方は、確定申告をしておいた方が良い理由について紹介します。国内Fxで、2019年で損をしてしまった方は、是非ご確認願います。
国内FXで2019年に損した方は、確定申告をするのが良い理由
国内FXに限りですが、損失は3年間繰り越す事ができます。
これは損失を申告した方のみ限定となります。
その申告が確定申告という訳です。
なので損をした方は、絶対に確定申告でいくら損をしたのかを申告しておいた方が良いです。
FXの損を申告した場合の例
例えば昨年5万円負けたとします。
今年(2020年)は好調で100万円勝ったとします。その場合、今年は確定申告をする義務が発生しますが、その申告の際、課税標準額(税金のもとになる金額)が、100万円となりますが、昨年5万円の損を確定申告した方は、100万円から5万円(昨年申告したFX損失額)を引いた95万円が課税標準額となるので、節税になります。
因みに自分もこの制度を利用した事があります。
このFXに関してだけですが、損失を申告するのは、
確定申告書に、損失した金額を記入し、それと合わせてFX取引明細(損失が明記されたFX会社から取得できる1年間の年間損失計算書)を持参し、申告するだけなので、そんなに手間ではありません。
また各税務署は、無料の電話相談や対面相談をやっていますので、「昨年FXで損をしたのだが、その分を申告したい」と話をすれば対応してくれるはずです。
因みにこの繰り越し損を認めているのは国内業者のみです。海外はレバレッジが無制限であったり、ボーナスという特殊な要因があったりと、国内とはルールが異なるので認めないという理由のようです。
国内FXで、昨年損をされた方は是非ご検討いただければと思います。やることは損失した金額を把握し、それを所定の欄に記入するだけなので、そんなに問題ないと思います。またこの程度の事で税理士など頼る必要は一切ないと思います。