前の記事は電車内で書いたので、分かりにくいので、もう一度、分かりやすく書きました
ドル円急騰の理由
ドル円急騰の理由ですが、それは先ず今週の日本のgdpがびっくりするぐらい悪かった事。
相場はあまり反応しませんでしたが、その後アメリカから、無理に消費税をあげたから、gdpが異常に悪くなった。もっと経済状況をみてからにしないとダメみたいな批判記事が上がりました。
ただ、とりあえずこの程度で収まっていたのですが、その後クルーズ船の対応が非常に悪く、このままでは外人が皆感染すると、アメリカを初め、各国が飛行機でクルーズ客船内の自国民を引き上げました。
とりあえず他国では感染しないように、感染者を隔離する対応を取っているのですが、日本は対応が甘いので、タクシー運転手が感染、医師が感染など、各地で感染例が相次ぎました。
またそんな状況にありながらも、新しい対応は無く、また呑気にマラソン大会を開催するさまを武漢の人がみて、感染経路が特定できていないのに、甘すぎる。このままだと武漢と同じになるよ。日本は何やってるんだと批判が相次ぎました。
結局この時点で日本の対応の甘さ、並びにこのままでは中国の二の舞では?との懸念が相次ぐ中、ロイターで以下のニュースが流れました。
https://www.google.co.jp/amp/s/jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN20D0V5
簡単に言うと、クルーズ客船内は、感染症の知識が無い官僚が取り仕切っている為、船内感染しまくっている。クルーズ客船内は非常に危険。日本は対応出来てないとの内容です。
このニュースを見た外国人は、日本が次の武漢になると思ってもおかしく無く、またもしそうなら、今の中国や豪ドルが売られているように、円も売られる。
そんな連想から円売りになり、また円ショートが溜まっていたので、それも燃料になり、円安に急騰したと考えています。
今後、日本国内でのコロナウィルスの状況も為替に影響すると思う事、またこの要因は日本直撃の為円安に動く可能性が高い事が注意です。
ただし、あまりにも円安に動けば、日本企業の業績にも影響が出ます。今は為替介入はありませんが、何かしらの形でそうならないような対策をする可能性もあります。これは上と矛盾するようですが、為替は各人、各国の都合により動く面もあります。トランプが喚き散らせばその方向に進むのと同じです。
だから実際に日本が悲惨な状況になったとしても、違う要因での売り玉、買い玉が発生し、それが値動きを抑制する可能性はあります。
そんな事もあるので、今は少し様子見が無難かと思っています
後、今週の相場展望で、アメリカがeuに対する飛行機について、3月上旬から5%関税を上乗せするとの発表があり、euは何かしらコメントするだろうと書きましたが、コメントはまだ出てないようです。
今まではすぐに怒りのコメントを発表していましたが、何故かスルー、しかとしています。
もしかしたら話の土俵に上がる事すらリスクと考えているのかもしれません。トランプと話すれば最悪の結果になる。だからスルーなのかもしれません。
ただ、いつ発言が出るかはわからないので、一応経過は見ていきます