※最下部に今週のレンジを110.8から109.8と書きましたが、正しくは108.8となります。30日am4時追記
今週のドル円の相場展望ですが、結論から紹介すると、【月曜日の値動きを確認してから参加したい】と考えています。
先週は月曜、火曜とドル円は下落しましたが、水曜日から上昇。
市場が注目していた金曜日のパウエル発言の直前に、相次ぐ米高官のポジティブ発言でドルは110.2付近まで上昇しましたが、注目されていたパウエル発言ではポジティブな材料が見受けられず、結果109.85付近で引けています。
この値動きに関しては金曜日の23時から翌3時付近まで、寝ないで相場を見ていましたが、初動は動きが見受けられたものの、後半はピクリとも動かないような値動きになりました。
いくらなんでもここまで動かないのも珍しいので、月曜日の参加者がどういう売買をするのか?月曜日はどんな値動きになるのかを確認してからトレードをする予定です。
また、緊迫しているアフガニスタン情勢ですが、アメリカに危害を加えたいと考える人たちは、アメリカが滞在している期間にと考えるはずです。そう考えると31日までに何かが起きてもおかしくありません。
前回の空港自爆テロの際は、ドル円が20pip程度円高に動いた形になりましたが、同程度の内容が発生した場合は、この程度の値動きが出ると想定していても良いかと思います。
それと、今週最も注目すべき材料は、水曜日と金曜日に発表を予定されている米雇用関係の指標です。
テーパリングに関して、この点を最重視するといわれていますので、結果次第では大きく上下する可能性があると思っています。とはいっても、先週のパウエルはお茶を濁したような発言に終わったので、上は110.8、下は109.8程度の範囲に収まるのかと思っていますが、この時間帯は相場の値動きを確認しておきたいと考えています。
アフガンは、そう言われれば動きの始まりといえますね。
コロナテーパリングネタの次はアフガンありそうですね。北朝鮮は最近おとなしいし。
かなまるさんが今の状況の何を見て何を材料にしておられるか、目の付け所を惜しみ無く書いておられるのがいつもとても参考になります。
温泉とか他のネタも軽くて面白いんですが、文章の重さの点ではやっぱり相場ネタが最高です。
トランプからバイデンにかわり、相場も落ち着くかと考えていましたが、中々そうもいきませんね。
今ミャンマー、アフガニスタンとおかしくなっていますが、バイデンは紛争大歓迎らしいので、今後もこのきな臭さは続くかと思います。
今はコロナ禍だから活動が停滞していますが、明けたら中国とアメリカは覇権争いでばちばちになるでしょう。
為替にとっては良く無いことですが