先週は月曜日まで、週末からずーっと相場を考えていましたが、どう動くのかというイメージが全くわかず、記事を更新しませんでした。
今週も現時点でも全くイメージできていないような状況です。
相場は約半年前ぐらいの値動きと同様に見えます。
コロナ発生により、参加者激減の中、上か下かの明確な判断がつかない状況化にもかかわらず、実需や株との連動で、ある一定時間だけ値動きが活発になり、そこで値が飛ぶ(数10PIP上下にうごく)。その後はそこで再度うろちょろしはじめるという、閑散期特有の、でもレンジとはちょっと異なる、やりにくい相場になっているとみています。
但し半年前と明らかに違うのは、
ワクチンを先行摂取した、イギリス、アメリカは、経済が早く回復するであろうという期待感から買われている点。
逆にユーロはコロナ再燃で、再度都市閉鎖となっているので売られています。また直近の投機筋ポジションも、今まで買いだったポジションがピーク時と比較して半減しています。
こんなとこでしょう。
明日の早朝にFOMCがあります。昨日の株高を見ても、サプライズはないと思いますが、何か変な発言があった場合はドルがらみが大きく動く可能性があるので、その点は頭に入れておくといいと思います。
以下余談です。
ポンドですが、EUとのブレグジットではいい加減な離脱をしており、未だEUと話し合いで詰めないといけない事項が多数残っているようですが、ポンド側が約束を守らず、それにより売られたという事実がありますが、今週はポンドが上昇しています。
普通に考えると、あのようなニュースで下げたあとなので、今後も売られる(今週は下がるのでは?)と思って値動きを2週間注視していましたが、何故か下がりません。若干下がるときはあるものの、その後の買い戻しにより上昇しているというのが現状です。
今後コロナが収束し、各国とのやり取りが活発化してくると、EUとやり取りも出てくることから、約束事が再燃することになると考える参加者が多いと思う(売りと考える)のですが、こういう類のポジションを焼き払って上昇するのか?それとも、今はワクチン先行摂取で買われていますが、将来的にEUとの通商交渉の場面になった段階で下げるのか?
殺人通貨と言われているだけに、誰かが仕込んでシナリオを作っているのかも?と(下げそうに見せて、隠れた材料により上げるとか?)
その点が少し気になっています。
見ているのはポンドドルですが、日足のボリンジャーバンドで見てみると、どちらかというと買いに妙味がある位置で、その点もちょっと気になっています。
まあこのポンドに関しては、現状の値動きとその背景にあるものの類推で、特にどっちに行くかという見解をもって書いているわけではないのですが、個人的には下げてもおかしくないポンドが上昇をし始めている点に、若干疑問を感じながら、裏に何かあるのか?(ちょっとこういう風に思うのはまだ早い(そんなに高くない)なんて疑問を感じながら眺めています。
為替ペアは何種類もありますので、自分が自信を持てるペア、勝率が高いペア(相性がいい)などを選択し、勝ち!にこだわった取引が一番だと個人的には思います。