2月6日からのドル円相場展望だが、先週末に方針を立てたが結果から言うと、値動きを見ながらだが、売りだけは日脚で陰線をつけるまではやらない。
という結論だ。
今は6日9:47分。ドルは132.288と前日から大きく窓を開け1円以上上昇しているが、この結論は変わらない。理由を書いておく。
ドル円上昇の理由
ドル円が上がった理由だが、それは金曜日の経済指標がものすごい強かったからだ。金曜日は発表後は陰線をつけることなく一本調子で上がった。とにかくその内容が良かったので、その時の上昇圧力が残っているものと考えている。それともう1つ、今朝方こんな記事が日経から上がった。【【日経特報】日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診 政府・与党が最終調整】この記事に関しては鈴木財務官が否定したため、一時はそこで大きく下げたものの、その後は切り返して上がっている。この記事もドル買い要因ではあるが、これに関してはそんなに大きな要素ではないと個人的には考えている。
一応明確な上昇要因は上記だが、これ以外の点でいうと、今までの為替はどちらかというと円高方向を考えてそのポジションにかけるひとが多かった。理由はインフレが収まってほしいという期待感と経済指標がそんなに良くなかったからだといわれている。
実際のところ経済指標は玉虫色だった。弱気とも強気ともとれる内容のものも結構多かったが、マーケットは円高と判断した。また直前のFOMCのパウエル発言も、弱気強気が混載している内容であったにも関わらず、マーケットは円高に反応した。
おそらくだけど投機筋を含む多くの投資家が円高方向にかけていたのだと思うが、金曜日の指標の効果は一時的なものでは収まらない。数か月は影響するし、もっとその効果が持続する可能性もあるものだ。それゆえこの結果が出た際は円高にかけていた人が困ったと思う。完全に目線を切り替えてもいいぐらいの内容だったからだ。投機筋などは時に強引に自分の方向にもっていこうとするが、本来の流れが大きく異なる場合は爆損となり、退場になってしまう。そのぐらいのインパクトがあった結果ではないかと個人的には考えているので、売りは陰線出るまで控えるのがいいかと思うが、この点は自己判断でお願いします。
それと金曜日に日銀人事が発表されるかもしれない。しれないというのは絶対にその日に決まるわけではないらしいので、そういう風に書いた。一応今は雨宮と中曽と山口が候補に挙がっているらしい。
雨宮なら既存路線の継続なので、織り込み済みとなると思うが、金曜日までドルがアゲアゲだと、雨宮就任でもそれが材料視されドルが上がるかもしれない。逆に中曽か山口が決まった際は円高が想定される。どのくらいという目安はないが下がると思う。
個人的には今の日本にとっては雨宮が一番適任だと思うが、こればっかりはどうなるかは分からない。
それと遅くなった理由は怠け病がさく裂しているからだ。何もする気にならないというのが正直な気持ち。ただ個人的にFxはやっている。投資は各自ご判断ください。
※15:07分日銀候補を訂正しました。先週は過去に書いたような報道があったので、そのまま記憶していました。すいません。