6月30日から7月7日迄、8日間韓国釜山を旅行してきました。
この読者様の中には、釜山旅行ってどうなんだ?物価は?旅費は?現地での食べ物は?など気になる方もいらっしゃるかと思いますので、先ず最初に、釜山旅行のメリットと、デメリットについて紹介します。
これを読めば、大体どんな感じなのかが、ちょっとは掴めるのではと思います。興味ある方はご確認願います。
釜山旅行のメリット
釜山旅行のメリットを、優先順位が高い順に紹介します
メリットその1 飛行機代が2万円以下と激安
私が釜山を旅行して、一番のメリットと思ったのは、飛行機代が往復で激安の2万円以下という点。
これはエアプサンというLCC(ローコストキャリアと言われている会社。平たく言うと安い航空会社)を利用したからなのですが、一般的なLCCというのは、座席が小さかったり、座席前の足のスペースが少し小さかったり、飛行機の搭乗口がかなり離れた場所にあったりと、若干の不便を感じるものなのですが、このエアプサンは、そういう事が全く無く、通常のANA、JALなどの航空会社とほぼ同じと感じました。
それでいて、正規の料金、定価で、いつ行っても往復込み込みで2万円以下で行くことができます。
これは絶対にお得だと思います。
尚とはいえ、LCC故の不足はあります。それは、
1、機内での飲み物の提供が無い(ペットボトルの水が200円で機内販売されていますので、必要な方はそれを飲むという事らしい)
2、座席の前にテレビが無い。座席にイヤホンが無いので、音楽ニュースが聞けない
の2点ぐらいです。釜山までのフライト時間は約2時間なので、特に問題ないと思います。
メリットその2 釜山空港は異常に空いている
私は今まで海外の空港を15箇所ぐらいは利用してきたと思います。深夜に到着するときもあれば、早朝到着など、時間を選ばず利用してきたつもりですが、今まで利用した空港の中で、釜山空港だけは異常に早く外に出る事ができましたし、帰りの便も、異常に早く搭乗口に到着する事ができました。
基本的に外国に入る際、飛行機に乗る際は、それぞれ検査などがあります。そこに人が殺到し、行列ができ、最低でも15分程度はかかってしまうものなのですが、この釜山空港に関しては、行列が皆無。並んでも2、3人というレベルで、こんなにスムーズに入出国が出来たのは今までで初めてです。また空港内には味が確かな大きなレストランが3つ、喫茶店が1つあります。値段も普通、尚且つ比較的空いているので、そういう点もお勧めです。
現地空港に着いてからの入出国手続きに時間がかからないというのは、現地での自由時間が長くなるので、自分はこの点が非常に気に入りました。これは偶然ではなく、釜山に行く旅行客が少ないからかもしれません。とにかくこの点はおすすめです。
メリットその3 食事が異常に美味く、値段も安い
釜山ではほぼ外食だったのですが、日本円で1500円も出せば、15品目ぐらいの料理が出てきます。
以下は自分が実際に現地で食べた料理なのですが、右端から、時計回りで、サラダ、ブロッコリーのソースがけ、マッシュルームのソテー、大根の漬物、揚げ出し豆腐、キムチ、干した魚、大葉に煮た葉っぱの漬物、水キムチ、真ん中が、左から味噌汁、プルコギ、(ちげ鍋←写真には載せてないが、後から出てきた)ご飯

これで1人1500円。味は何を食べてもとっても美味しかったです。自分はこれが最初の食事だったのですが、ご飯を4杯お代わりしました。
因みにこの店は郊外店なのですが、釜山市内でもどこでも大体この程度の金額で同等程度の品、品質の食事が楽しめます。
とにかくご飯は非常に美味しい。
外国で食事をするなら、間違いなく1位は釜山。2位はベトナム、3位はシンガポールかタイでは無いかと個人的には思います。
メリットその4 ホテルが安い
韓国は地震が無い国です。その為超高層ビルが乱立しています。その為か、宿泊代は非常に安いです。
今回私はどうしてもキッチンが付いているホテルに泊まりたかったので地下鉄から直結の4つ星ホテルに泊まりました。金曜日土曜日と割高な日も含み宿泊しましたが、それでも1泊あたり9千円程度です。
日本だったら倍以上するだろうと思われる値段を考えると、ほぼ半額ぐらいで宿泊できます。
尚、通常の3つ星ホテルなら、4千円から5千円だせば、十分なホテルに宿泊できます。
メリットその5 旅行代金が安くなる
釜山旅行ですが、普通のホテルに泊まり、特に節約をしないですごしたとしても、かかる費用は以下程度です。
4泊5日の場合、5万6千円程度。
飛行機代で2万、宿泊代16千円、現地食事代15食として、2万円の合計56千円
これで何不自由なくいけると思います。これ以外に観光するお金がかかりますが、それを考慮しても、非常に安い金額で楽しめるのではないかと個人的には思います。
尚私は韓国ソウルには何度も行っています。延べ1ヶ月以上は観光したのですが、ソウルと比較して、釜山は食事の質と量が良く、値段は安いです。空港も空いています。逆に観光は少ないのかもしれません。
釜山旅行のデメリット
日本語メニューがある店が少ない
海雲台という観光地に宿をとり、その周辺を散策したり、それ以外の場所をいろいろと見て回りましたが、日本語メニューはほぼ無いです。
その点ソウルにはそういう店が沢山ありますし、英語も釜山よりは通じるので、この点は若干ですが不便です
物価は思ったより高い
釜山には沢山のコンビニがあるのですが、コンビニで売られている以下のような炭酸水は、120円です

スーパーで売られているキウイは、1個90円。
果物は日本と同等程度の値段です。他、スーパーなどで売られている商品は、日本と同等程度の値段です。
なので、あまり安いと期待して行かないほうが良いです(飲食店で食事する分には非常に安いと感じますが、買うのは高いです。未だに市場が存在しており、飲食店などはそういう安いところから商品を購入する為だと思います)
観光するところは少ない、都会ではない
釜山は韓国の第二の都市。
ソウルと比較すると、田舎と感じます。
観光するところと言っても、海とか、景観とかを楽しむような場所が多く、都会のように、何か遊戯施設があるのかというと、そういう訳ではありません。
日常の喧騒から離れ、ぼーっとして過ごすというのなら良い場所だと思いますが、日々遊んでいたい、刺激のあることをしたいと考える方にはちょっと難しいなと思います。
釜山旅行に対するまとめ
釜山は、身近な海外で、比較的安く渡航でき、フライト時間も短く、空港でのわずらわしさもなく過ごすことが出来るので、その点は非常におすすめです。
最初の海外旅行とか、ちょっと疲れたからとかで全然行って良い場所だと思います。
但し、英語があまり話せない方は、食事に苦労する事があるかもしれないので、事前にフードコートの場所などを調べてから渡航することをおすすめします。
食事さえ何とか出来れば、特に困る事はなく、楽しめると思います。