1月7日、末尾に7が付く日はそれなりに強い日がある。
自分が知っているのは、東京にある、新中野のスーパーセブンとか、新大久保駅前のエスパス、メッセ全店など。
でも前日から行くか行かないか悶々としていた。
理由はここの所数ヶ月間、全然勝っていなかったので、行ったら負けるとしか考えられなかったから。
結局上記の店舗には向かわず、途中下車して、家から近いパチンコ店に向かう。
9時30分にパチンコ店についたものの、誰も客が居なかったので、これは出ないだろうと思って、結局、朝1は漫画喫茶に行った。
3時間パックで入り、12時30分に出た後は、支払った漫画喫茶代である1千円を稼がないとという気持ちになり、昼過ぎという中途半端な時間にパチンコ店に入った。

とりあえずジャグラーコーナーに向かうと、半分近く埋まっていたので、空いている台の中で、可能性がある台(あまり回されていない台とか、REG先行の台など)を打つ。
数台うち歩き、最後の台でBIGを引いたものの、結局は飲まれてしまい、ここで1万円の負けとなる。

とりあえず1万失うと、個人的には痛い。
そしてここまで負けると、帰れなくなっている自分がいる。
素直に負けを認めて帰れば良いのに、何でも良いから当てたいという気持ちになり、低投資で当たる可能性が高い、HEY鏡のコーナーに向かう。
午後1時過ぎだったにも関わらず、朝1台が3台あったので、その中から前日最終ゲーム数が200ゲーム(後は即やめ台しかなかった)の台を選ぶ。
すぐに当たるだろう、少なくとも5千円入れる迄に当たってくれるだろうと、安易な気持ちで打ち始める。
でも全然当たらない。
チャンス目も、強チェリーも、最低でも各4回以上は引いているにも関わらず、ここまではまる。
(HEYカウンター5周期目)


ゲーム数にして577ゲーム。朝1、0ゲームの台を打って、何故ここまではまるのか?意味が分からないが自分にはよくあるパターン。あまりにも呆れたので、写真を撮った。
結果的には14千円入れた所で当たる。弱チェリーからオールスターとなり、当選した。(薄いところを引いた。これが無ければ下手したら天井かもしれなかった)
勿論、赤7JETボーナス。ばんりゅうもんに入ったが駆け抜け。
「ワオー」だけ確認して止める。

HEY鏡で出た約80枚程度?のメダルを見て考える。これまでの負債は、24千円。何度もGODかハーデスに行こうかと思い、島を見て回っていたのだが、全くと言っていいほど出てなかったので、それを打ったら負けるのが明白だったので、消去法でジャグラーコーナーに向かう。
ジャグラーだって1500枚ぐらいは出るときは出る。
それが自分の持論。
ざーっと島を見てみるが、出ている台は粘り、空いているのは誰かが見切って止めた台だけ。
はっきりと言って条件は悪いが、最後に自分が打っていた台の子役が割りと良かったので、自分がBIGを引いて飲まれて止めた台、BIG2、REG2、回転数合計800ゲームの台に座る。
祈るように打つと、座って僅か10ゲーム程度で単独REG当選。その後はBIG、BIGと連荘。
何時間打ったか忘れたが、一生懸命に打ち、気が付いたら結構出ていた。

総回転数2624ゲームでBIG13、REG8.最大差メダル2104枚の時点で止める。
時刻は17時前だったが、その日のジャグラーは高設定台はほぼ皆無。ここまで出たものの、低設定の誤爆、あっても設定3だと思っていたので、何の未練もなくやめた。
交換は1843枚。換金したら34500円だった。

投資24千円に対し、回収34500円なので、10500円のプラス。
とりあえずドン底から捲くれた。
本当はすごく嬉しいはずなんだけど、最初に大きく負け、その後打っていたジャグラーも全く信用出来ない状況で、常に休む暇が無かったので、何だかひどく疲れたので、近くの銭湯に移動。
銭湯の脱衣場で着替えをしていたら、なんだか湯船からかすかに歌が聞こえてきた。
売れない、無名の歌手でも来てるのかな?と思って入って見ると、普通の叔父さんだった。
年齢は50代位であろうか、「上を向いて歩こう」を歌っていた。

ただちょっと様子がおかしい。
途中で、ヒック、ヒックと言ってる。
積極的には見たくないが、歌っている本人の方を見てみると、少し泣きながら、その悲しみを紛らわす為に歌っているようだった。
時刻は17時30位。きっと勤務先で失敗して、上の人からこっぴどく叱られたんだろうと思う。
そしてその直後、やるせなくなって銭湯に来たんだと思う。
良くカラオケで、歌ってストレス発散する人がいるが、それに似たような感じに見えた。
気持ちは分からないでもないが、銭湯は公共の場所でもある。
最初は情け無い、弱い人間だなー、なんて思っていたが、彼の歌声は物凄く物悲しく、悲壮感全開だった。
その為か、15分後には、湯船の中で、自然と手拍子を取っている自分がいた。他の客も同じようだった。また更には、風呂から出る時には、心から頑張れと思って風呂を出ている自分がいるのに驚いた。

歌は音痴だが、歌声が非常に物悲しく、心に響く。
リアルに悲惨な人の歌声は、北島三郎など大御所の演歌歌手なんかよりよっぽど感情に訴えかける。
そんな事を感じながら銭湯を後にした。
※因みに銭湯に来る人は、基本的に家に風呂が無い人達です。パチンコに行く人は、最低でも千円は持ってるけど、銭湯に来る人は、それすら無い方が多いと思います。
現にどこの銭湯に行っても、必ずと言って良いほど、客同士の話は、基本的には極貧話を耳にする事が多い。例えば1週間ぶりに銭湯に来れた〔金が無くて来れなかったと言ってた〕とか、昨日は何も食えず、家でじーっとしてたとか、そんな話が割と多い。
自分が今迄生きてきた人生の中で、銭湯は1番貧乏人が集まっているように思えます。
また、貧乏イコールかなりの確率で悲惨になると思います。現に来ている客を見ていると、皆一律に下を向いています。なんだか人生に疲れた、そして物悲しい。そんな場所です。
皆さまも興味あれば是非覗いて見てください。東京では460円で入れます。但しどこの銭湯に行っても、「貴重品の管理はお客様自身でお願いします。盗難については一切の責任を持てません」との張り紙がデカデカと何枚も貼られていますので、大金は持参しない方が良いと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。










