先週のFXは、先々週の終値と比較して、上昇したのはドル円のみ21pipでした。
逆に下落はユーロ-91pip、オーストラリア-89pip、ポンド-274pipとなりました。
下落の原因ですが、ユーロは経済が停滞するだろうと考えられたこと(ユーロ圏の要人発言が弱気だった)、オーストラリアに関しては、次の金融政策は利上げの可能性があると言って買われたものの、翌日のは利下げの可能性もあると発言した為大きく売られました。薄商いだったのも原因で大きく下げたように見えます。
ポンドに関してはブレグジット問題。しかし先々週が370pip程度上昇したので、今週の下げは調整の範囲かもしれません。
逆に上昇したのがドル円。
月曜日の朝からの上げが非常に強い印象だったので、このまま110.5を突破するかと思ってみていました。逆に下は可能性としては低いかなと見ていましたが、他通貨が下がったこともあり、今週は109.7で引けています。
ドルに関しては特に材料は無かったのですが、やはり今の段階では買われてもおかしくない状況にあるように感じます。
それと先週の自分のFXの結果ですが、今回だけ参考までに報告しますと(来週は掲載しない予定です)約32万のプラスとなりました。
値動きが機械的で、尚且つ比較的大きく動かない時にトレードを集中していたので、そんなに動揺することもなく、淡々とトレードを出来た気がします。
来週の相場展望
ドル円
大きな材料は以下の2つ
3月1日が米中貿易戦争の期限となっているが、これに向けてどのような動きを見せるか?
再来週になると思うが、展開しだいでは日米貿易協議に関する開催の目処が報じられるかもしれません。自動車に対して高い関税を課すという話が出てくると、再度動く可能性があります。
ただ上記は結果次第でどちらに動くか分からないので、注意しながらトレードする程度かと考えています。
上か下かは現時点では判断できませんが、ドル円に関しては値動きとしては強いので、そんなに大きく下げないようには見えます。
ユーロドル
今週の終値が1.1324.景気後退懸念で売られているとは言え、1.13はそれなりに止まるポイントにも見える。
1.125とかは十分にあるけど、このレベルは直ぐに抜けるのか?それとも抵抗があるのか?
この点だけ確認していきたいと思います。それと週後半にドイツの経済指標の発表があります。これには注意しておいた方がいいと思います。
個人的には売りの方が確率としては高いのかと思っています。あまりいい材料が出る可能性が無いので。でもここからだと自立反発も十分に考えられるので、全力では無く、びくびくしながら、様子見ながら程度でしょうか?積極的に触る予定はありません。
ポンド円
未だブレグジット関連で動く通貨になっています。
先週は値動きを見た際に下がるだろうと思ったので、売りで少し利益を得ましたが、この通貨については、動きがでるまでは全く触る予定はありません。
一応月曜日に指標があるので、それだけは見てからにした方が良いかと思います。
オセアニア
先週は売られました。と言っても89pipしか下げていないので、そんなには下がっていません。
このレベルだと上も下もありそうな位置に見えますが、個人的には若干上では無いかと考えています。
但しこの通貨も米中貿易の進展があると、巻き込まれる通貨です。その点は十分に注意しておいた方が良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。