先週のFXですが、主に米中貿易問題の点で大きく動きました。
来週の相場展望ですが、先週同様、予想が非常に困難なので、この週も様子見を推奨します。
以下に先週の値動きと、今週の展望について紹介します
先週の値動き
先週の値動きですが、金曜日の21時までは堅調に円安に推移しました。
理由ですが、週末に行われるパウエルFRB議長の発言により大きく相場が動く可能性があったので、それまでの間は大きく動かなかったこと。
それとトランプが中国との貿易はうまくいきそうだというアナウンスを何度もしていたので、この問題が解決するだろうという思惑から、円安に動いていましたが、金曜日の21時ごろ、突然中国側が、報復関税をするという発表をしたので、売られました。この発表後は、約20pipの下落でおさまっていましたが、この発表に激怒したトランプ大統領が、超絶な報復を発表すると言い出したため、そこから100pipも下げて終えています。
その後トランプは、金曜日のクローズ後に、中国に対する報復関税を公表しました。
9月1日からの関税を5%上乗せする事、10月1日に、いままで賭けていた関税を5%上げるというものでした。
中国側からの報復関税に対しては、相当に怒りをあらわにしていたので、もっとすさまじい案が発表されるかと思っていましたが、この程度で終わったので、とりあえず個人的には良かったと思っています。
今のところ原状は、トランプが中国に言う事を聞かせたいがゆえに、関税というカードで脅してきましたが、交渉は全くうまくいっていません。どちらも折れることが無い状態です。
ここでまた関税率のアップになっているので、もうこの状況に目処がたつのかを静観するしかないような気がします。
因みに貿易問題は、誰がどうみても損しかないので、何故この問題が継続してしまうのかが分かりませんが、この問題を起している張本人がトランプなので、そういうことなのでしょう。
最近は老外とか、キ○○イなんて言われていますが、本当にそう思います。トランプがいる間は大人しくしておいた方が良いのかもしれません。