今週の相場展望は、米中貿易問題の報道に振られる展開になると予想します。
特に大きな経済指標の予定もないので、上記で引っ張られる可能性が高いかと思います。
一応週末APECで、中国と米国は米中貿易問題の合意文書に著名する予定だったのですが、APEC自体がチリの暴動で無くなったので、合意文書に著名するという儀式は無くなりましたが、APECが無くなったのは想定外。基本的にはその日に合わせ合意する動きになっているだろうと予想している人が多いと思われます。週末にドルが上昇したのは、アメリカ側が、米中貿易問題はうまく進んでおり、第一弾の合意は間近という報道が原因ですが、個人的には上記のイベントを含めて上昇したものと考えています。
休み明けの月、(火曜日)ぐらいで米中貿易問題に一定の合意が為されたという報道が流れれば、今後の合意期待も高まることから、おそらく下げづらい流れになると思われますが、それまでにそういう報道がなされない場合、破綻したと思われるので、下がる可能性が高いと見ています。
週末に合意期待が高まり、そのためドルが上昇したと見ていますが、それが真実ならというか、そういう真実だよという報道が流れれば上がると思われますが、週末の買いは期待感もあって買われているので、もし上手くいっていない場合は割りと下がってしまうと思われます。
それ以降は、何か報道があれば動きますが、そうでなければ横ばいではないかと考えています。