先週の相場ですが、トランプの元側近の暴露本が出版されました。
噂ではすごい内容だという話だったのですが、大したこと無く終えました。
既に織り込み済みなので、この点の問題は終わったと考えています。
さて、今週の相場ですが、今週はアメリカで大きめの指標が発表されるので、それに注意しながら、基本小動きと考え、相場をやってみたいと思っています。
先週の為替
先週は典型的なコロナ相場だったように見えました。
動きたくても動けない。
コロナで経済の見通しが立たない中、本来なら売買判断などできないというのが相場参加者の正直な胸の内なのでしょう。
おそらくですが参加者大幅減の中で、薄商いの為替市場になっているものと思われます。
但し一方で、先週アメリカからは、中国の共産党議員に対する軽度な制裁(香港問題で)、中国のファーウェーなどの企業を、中国という国が運営している企業だと認定すると公表しています。
トランプ政権はどうみても分が悪いように見えるのですが、世論の矛先を中国に向けるためなのか、今後何かをしかけるつもりなのかは分かりませんが、一方ではそんな不穏な動きも出ています。その点は株が若干早めに反応しているようですが、この点はちょっと注意が必要かもしれません。
今のところ、
現段階では上か下かという方向感は出にくい状況にあると考えていますが、こういうコロナ独特の相場環境だと、動くのはドルとか、ユーロドルとかの主要通貨ではなく、商いが薄いオージーとか、カナダとか、どちらかと言うと、ドル、ユーロ以外の通貨が、通貨の脆弱性からか、より動いているような感じがしますので、こういうどっちに動くか分からない時の相場というのは、どっちかと言えば、ユーロやドルを中心にしていったほうが、何かあった場合にあまり動かない(リスク回避)事になりやすい気がしています。
なので、個人的なポジションですが、例えば証拠金に余裕が出来、何か売買しようかと考える際は、その内の何割かは、保険でドル円、ユーロドルを取引するようにしています。そうする事で相場が上下した場合でも、この2通貨はさほど動かないことが多いので(レンジになる事も他通貨に比べて今のところ多い)
、利益も少ないですが、損失も少なく、日々のスキャで利用できたり、証拠金で困ったときに崩したり出来るからです。
今は全力で売買するタイミングではありません。超短期、レンジ、そんな観点で参加。いつでも逃げれるようにしておく。そんな姿勢が大事なのかと考えています。